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2024/05/28

【獣医師監修】犬の成長段階別のたんぱく質の重要性

≪たんぱく質の役割≫
たんぱく質体の中で様々な役割を果たしており、特に肉食動物を祖先に持つ犬においてはその重要性は言うまでもありません。
 
体を構成する成分として細胞、臓器、血管、消化器系、筋肉、骨や髄、皮膚、被毛などを作り出す元となり、生理機能の調節成分として血液中のヘモグロビン、アルブミン、免疫抗体、消化酵素、ホルモン、神経伝達物質など、生理活性物質の調節にも関与します。
また状況によって、たんぱく質は炭水化物や脂質に次いでエネルギー源としても利用されます。
以上のように、たんぱく質は健康な成長や機能維持において必要不可欠な要素です。
 

 
たんぱく質が不足すると、成長不良、体重減少、貧血、被毛のぱさつき、筋肉の衰えなどが見られます。不足した状態が続くと生命に関わる重大な問題を引き起こす可能性があります。逆にたんぱく質は豊富過ぎても心配ありません。アミノ酸中の窒素は尿素として排泄されますが、最新の研究によれば、特に腎臓に疾患が無い場合、尿素の処理において腎臓に負担がかかるという説は否定されています。
そのため、健康な犬には常に高い水準でたんぱく質を補給できるフードを提供することが重要です。
 
≪犬の成長段階と適切なドライフードの選び方≫
犬の成長段階は大きく授乳期、成長期、維持期、そしてシニア期に分けることができます。それぞれの段階に応じた適切なフードの選び方を見ていきましょう。
 
■健康な子犬の発育には、母犬にも十分なたんぱく質を与える必要があります。
『【健康な子犬は健康な母犬から】』
 

授乳期は初乳を含む母体からの栄養が主であるため、今回は割愛しますが、犬の母乳には人の母乳の4倍ものたんぱく質が含まれています。このことからも、犬は本来多くのたんぱく質を必要とする動物であることが分かります。
授乳期

 

成長期には、急速な体の成長と抗体の生成のために、言うまでもなく多くのたんぱく質が必要です。
特に小型犬はエネルギー消費が多いため、高たんぱくかつ高栄養価のフードが適しています。大型犬は成長期が長いため、栄養バランスに特に気を配りましょう。大型犬用のフードも関節や筋肉の健康をサポートする高たんぱく食であることが重要です。
成長期

 

特に室内飼育されている犬の場合は、維持期の体型に注意しなくてはなりません。維持期に入ってもたんぱく質は体を作るために毎日消費されています。毎日の食事でしっかりたんぱく質を補いながらも低脂肪のフードを与える必要があります。
維持期

  

 

年齢を重ねると活動量が徐々に減少していきます。運動不足になることで食欲も減少しますが、同時に摂取するたんぱく質も減少してしまいます。そのため、筋肉の衰えを防ぐために高たんぱく質のフードを選択しましょう。シニア期には、成長期や維持期と同じ量のたんぱく質を摂取していても、それを活用できる量は減少してしまいます。毎日の食事では脂質を抑えながらも、より多くのたんぱく質摂取が必要です。
またシニア期では視覚・嗅覚の低下、被毛の劣化、肥満あるいは削痩(さくそう)などが見られ始め、筋肉量の減少の他に、散歩を嫌がることで寝る時間が増加する傾向にあります。
運動不足になり、筋肉量が減少すると、サルコペニアという状態になってしまいます。これは加齢や病気によって筋肉量が減少し、身体機能が低下していくことを言います。
適度な運動と高たんぱく質の食事で筋肉量を維持すると同時に、太り気味になるのを防ぐために低脂質のフードを選択する必要があります。
シニア期

  

 
身体機能の低下に関してはこちらをご覧ください。
■『【獣医師監修】たんぱく質を摂りすぎると腎不全になるって嘘?本当?』
 

 
≪たんぱく質は健康の要≫
食事は毎日のことですから、愛犬の食べっぷりで選んだり、体型によって量やカロリーを調整をすることも重要です。しかしどの段階にも言えることは、肉食動物を祖先に持つ犬が健康な体を維持していくために、毎日の食事でしっかりとたんぱく質を補給し続ける必要があるという事です。健康な成長をサポートするためにも高たんぱくの食事を意識的に与えるようにしましょう。
 
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