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2023/10/17

【獣医師監修】知らなきゃ損!『腸活』にはメリットがいっぱい

リガロにはプロバイオティクスプレバイオティクスが含まれています。
本日は、プロバイオティクスとプレバイオティクスを説明し、腸内環境を整えるメリットと重要性について解説します!
 


■プロバイオティクス
「腸内フローラ(腸内細菌叢)」ってご存じですか?腸内には多種多様な細菌が存在しており、食べ物を分解してビタミンやアミノ酸などを合成し、犬の体に使えるようにする働きをします。そして、これらの細菌は免疫機能の向上もサポートします。
 
 

POINT:善玉菌ってなに?
善玉菌は乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、食中毒菌や病原菌による感染の予防や、発がん性をもつ腐敗産物の産生を抑制する腸内環境を作ります。また善玉菌は腸内でビタミンを産生します。(参照:厚生労働省「腸内細菌と健康」)

 
免疫器官以外に感染を防ぐ方法は、体外から入ってくる病原菌を腸の中で増殖するのを防ぐことです。腸内フローラから生成する短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸など)が、腸内に侵入した病原菌の増殖を直接的に抑える働きをします。
 
乳酸菌やビフィズス菌は、私たちにとって役に立つ菌の代表です。腸内でビフィズス菌などの善玉菌が増殖すると、便臭が減少するとの報告があります*。
 
プロバイオティクスに入っている菌は、そのまま増殖するのではなく、犬の腸内にある乳酸桿菌やビフィズス菌などの善玉菌を増やしてくれます。善玉菌をサポートする商品にはよく「生きている」と記載されているものもありますが、プロバイオティクスに含まれている菌は、生きている死んでいるに関わらず、善玉菌を増やすのに役立ちます。
しかし、摂取した菌が、人や犬の腸内で増殖することはないので、。プロバイオティクスは継続的に摂る必要があるのです!
 

POINT:
リガロに含まれているプロバイオティクス

イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌、乾燥ビール酵母

 


■プレバイオティクス
プレバイオティクスとは、食べ物の中に含まれる、腸内の良い菌を増やす成分です。具体的には、オリゴ糖、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、食物繊維などがプロバイオティクスに当たり、市販されているドッグフードに広く使われています。
 
プレバイオティクスであるオリゴ糖や食物繊維を犬に与えると、便臭が減少します。そして、ビフィズス菌や乳酸菌など腸内の善玉菌が増えて、食中毒の原因となるウェルシュ菌や腸内細菌科の菌を少なくしてくれます。
 

POINT:
リガロに含まれているプレバイオティクス

乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乳酸、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)

 


■シンバイオティクス
善玉菌そのものを摂取するプロバイオティクスと善玉菌を育てる成分であるプレバイオティクスをバランスよく摂取することで、より効果的に「腸活」をサポートすると言われています。
 

 
*:深田恒夫ら(2002)日本獣医師会雑誌、55、735-738
 


 
獣医師の先生にお聞きしました!