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2023/09/29

【獣医師監修】タンパク質と毛づやの関係:たんぱく質不足は見た目で分かるものなの?

ワンちゃんの毛づやが悪くなる主な原因は、病気、老化、栄養不足や偏り、抜け毛が溜まって皮膚の環境が悪くなっていることなどが挙げられます。
 
毛づやが悪くなる原因としては、病気や老化以外では、まず栄養不足や栄養の偏りが考えられます。ワンちゃんの毛づやは、栄養バランスが悪く必要な栄養が不足していると、栄養分が被毛にまで届かずに被毛がパサついてしまいます。
 
犬の毛も私たち人間の髪と同じで、「ケラチン」というたんぱく質が主成分です。たんぱく質が不足すると、枝毛、切れ毛、うねり、艶がなくなるなど髪や被毛のトラブルが発生します。ケラチンは18種類のアミノ酸によって作られており、特に多く含まれているのがシスチン、グルタミン酸、ロイシンの3つのアミノ酸です。これらは被毛にとってなくてはならない栄養素です。
ケラチンを作る18種類のアミノ酸が不足してしまうと被毛が弱ってしまい、様々な被毛トラブルを招きます。
 

 
たんぱく質は約20種類のアミノ酸で構成されています。肉や魚などの動物性たんぱく質に含まれるアミノ酸のバランスは、犬が必要とする各アミノ酸の割合と近いと言われています。その一方で、トウモロコシや大豆のような植物性たんぱく質には、一部の必須アミノ酸が不足しており、動物性たんぱく質と比べるとアミノ酸のバランスが劣る傾向にあります。被毛を健康に保つには、バランスの良い動物性たんぱく質を与えてあげましょう!
 
丈夫な毛を保つには、日ごろから積極的にたんぱく質を摂取するのが大切です!
たんぱく質は、肉、内臓、細胞、ホルモンなど、カラダを健康に維持するために必要な部位にも使われています。生命維持に関わる部位に優先的に使われるので、被毛にたんぱく質が届く優先順位は低いです。なので、美しい被毛になるためにはたんぱく質の豊富なフードを、毎日与えることは重要です。

 
 

POINT
皮膚・被毛の健康維持に重要な必須脂肪酸「オメガ3脂肪酸」と「オメガ6脂肪酸」。
この2種類の脂肪酸は犬の体内で合成できないので、食事から摂取する必要があります。
リガロは、オメガ6が豊富なヒマワリ油、オメガ3が豊富なサーモンオイル、乾燥サーモン、ホワイトフィッシュ生肉などを原材料に使用しています!
商品情報「主な主原料について」>>>

 
 


獣医師の先生にお聞きしました!